産学官連携支援に向けて


産学官連携支援に関するNPO法人近畿アグリハイテクの取り組み
◆近畿アグリハイテクは、課題解決を求める現場ニーズと研究シーズとのマッチング、競争的研究資金の獲得、開発された研究成果の現場実装を支援します。
◆近畿アグリハイテクは、毎年開催する講演会・シンポジウムやアグリビジネス創出フェアなどを通じ、農林水産業・食品産業の発展を願う人々の交流促進、成果の普及、共同研究体制の構築を支援します。
◆近畿アグリハイテクは、農林水産業・食品産業分野での課題解決を目的として研究会の開催・組織化を検討されている人々に対し、研究会開催に係る事務処理、運営支援、助言・指導を行う非常勤型コーディネーターの派遣等を支援します。
◆近畿アグリハイテクがこれらの活動を行うにあたり知り得た情報について、第三者に漏洩することはありませんし、必要に応じて秘密保持契約を締結するなどの措置をとります。
(NPO法人近畿アグリハイテクの「産学官連携支援委託事業の実施に係る業務方法書」要約)
研究成果の社会実装(事業化・商品化)の支援事例
◆傾斜地における安全作業をサポートする電動式・移動式作業台兼運搬車の開発(三晃精機株式会社)
概要について見ることができます(パンフレット、動画)
◆家畜伝染病発生時のまん延防止用「防疫バッグ」(太陽工業株式会社)
プロジェクトの概要(2019年作成)を紹介しています。
競争的研究資金の獲得支援事例
◆リンゴとナシの病原菌に対する非宿主抵抗性の分子メカニズム解明とDNAマーカー開発(2026〜2030年度)
(科研費・基盤研究(B)(一般):文部科学省)
課題名:「リンゴとナシの病原菌に対する非宿主抵抗性の分子メカニズム解明とDNAマーカー開発」
共同研究機関:京都府立大学(代表機関)、農業・食品産業技術総合研究機構、横浜市立大学
研究概要:リンゴとナシを対象として、主要病害に対する宿主抵抗性と非宿主抵抗性の分子機構を解明する。
また、独自開発した属間雑種系統と大規模遺伝資源を利用して抵抗性遺伝子座を特定し、DNAマーカーと育種素材の開発につなげる。
◆カキにおける双方向型通信ネットワークを用いた分散型農地の灌漑制御システムの導入による労力削減と生産性の向上(2026〜2027年度)
(スマート生産方式SOP(標準作業手順書)作成研究:農林水産省)
課題名:「カキにおける双方向型通信ネットワークを用いた分散型農地の灌漑制御システムの導入による労力削減と生産性の向上」
共同研究機関:近畿大学(代表機関)、奈良県果樹・薬草研究所、(株)アズマ、(株)小田原機器、五條吉野土地改良区(古田2団地維持管理組合)
研究概要:双方向型通信による分散型農地の自動灌漑システムを導入し、見回り労力削減と、
最適な水分ストレス管理による品質・生産性の向上を両立する生産方式やその導入条件を現地で検証し、経営改善効果を実証して誰もが再現できる
標準作業手順書(SOP)を作成する。
◆ナシ亜種の属間雑種を利用したニホンナシ「クローン苗」の開発と、それを利用した省力多収栽培システムの開発(2025〜2027年度)
(オープンイノベーション研究・実用化推進事業 基礎研究ステージ:農林水産省)
課題名:「ナシ亜種の属間雑種を利用したニホンナシ「クローン苗」の開発と、それを利用した省力多収栽培システムの開発」
共同研究機関:京都府立大学(代表機関)、長野県南信農業試験場
研究概要:リンゴおよびニホンナシ双方と高い接ぎ木親和性を有する属間雑種を利用して、
リンゴ台木シリーズを用いたニホンナシ‘クローン苗木’を開発し、それを利用したニホンナシ栽培の作業省力化および早期多収化を実現する。
◆トウガラシ収穫ロボット(イチゴ兼用)開発〜中山間地ハウス果菜類へ展開〜(2025〜2026年度)
(戦略的スマート農業技術の開発・改良に関する事業:農林水産省)
課題名:「トウガラシ収穫ロボット(イチゴ兼用)開発〜中山間地ハウス果菜類へ展開〜」
共同研究機関:京都府農林水産技術センター(代表機関)、久留米工業大学、株式会社アイナックシステム
研究概要:イチゴ収穫ロボットの技術をベースとしてAI画像解析による認識精度を向上させ、
果実のなり方や硬さが異なる「トウガラシ」と「イチゴ」の双方に対応できるようロボットの高度化・汎用化を図り、昼夜を通した自動収穫作業を可能とする。
◆プロジェクションによるクロマグロ種苗の非接触輸送および選別作業の技術革新(2025〜2029年度)
(オープンイノベーション研究・実用化推進事業 基礎研究ステージ:農林水産省)
課題名:「プロジェクションによるクロマグロ種苗の非接触輸送および選別作業の技術革新」
共同研究機関:近畿大学(代表機関)、近畿大学水産養殖種苗センター、セイコーエプソン株式会社
研究概要:クロマグロ人工種苗の大小選別、水槽から生簀(いけす)への積み込み(沖だし)、
および船舶を用いた長距離輸送といった一連の作業における魚の移動をプロジェクション技術を活用した非接触操作で誘導することで種苗の生産効率
を向上させる。
◆ポリアクリル酸系高吸水性樹脂(SAP)を用いた汚泥、未利用リン鉱石および土壌蓄積リンからの肥料製造と作物生産技術の開発(2025〜2026年度)
(オープンイノベーション研究・実用化推進事業 基礎研究ステージ:農林水産省)
課題名:「ポリアクリル酸系高吸水性樹脂(SAP)を用いた汚泥、未利用リン鉱石および土壌蓄積リンからの肥料製造と作物生産技術の開発」
共同研究機関:龍谷大学(代表機関)、信州大学、島根大学、大阪公立大学、大阪府立環境農林水産総合研究所
研究概要:ポリアクリル酸系高吸水性樹脂(SAP)の特性を活かして、FeやAlと結合してして難溶解性となっている
リンを植物が吸収しやすい形で溶出させることにより、下水汚泥や枯渇が懸念される未利用のリン鉱石、土壌に蓄積したリンを効率よく回収・利用して肥料を製造
し、持続可能な作物生産技術の確立をめざす。
◆異種ゲノム導入系統を利用したリンゴ主要病害への複合抵抗性を有する品種開発(2024〜2026年度)
(オープンイノベーション研究・実用化推進事業 基礎研究ステージ:農林水産省)
課題名:「異種ゲノム導入系統を利用したリンゴ主要病害への複合抵抗性を有する品種開発」
共同研究機関:京都府立大学(代表機関)、信州大学、農業・食品産業技術総合研究機構
研究概要:ナシが有する非宿主抵抗性を利用したリンゴ育種の複合抵抗性品種の育種とともに、早期開花誘導によって開発の加速化をめざす。
◆中山間地柿園における省力・高品質生産のための通信新規格による双方向制御システムの開発(2023〜2025年度)
(戦略的スマート農業技術の開発・改良:農林水産省)
課題名:「中山間地の分散型園地におけるカキの省力・高品質生産のための通信新規格による双方向制御システムの開発」
共同研究機関:近畿大学(代表機関)、奈良県果樹・薬草研究センター、(株)アズマ、五條吉野土地改良区、(株)堀内果実園、旭ヶ丘農業生産販売協同組合
研究概要:920MHz帯の新規格により、電源や携帯電波等の条件に恵まれない中山間地において利用できる低コストの通信ネットワークを構築する。このネットワークを利用して、
ほ場の環境情報を提供するとともに山間地に分散したのほ場の遠隔かん水制御によるの双方向自動かん水システムを構築し、かん水作業の省力化を実現する。
また、気象データから、カキの収穫期、収穫量の予測モデルを開発し、作業計画の策定を支援する。
◆持続的なアマモ場創出技術と診断法の開発(2023年度)
(伊藤光昌記念学術助成:公益財団法人海洋化学研究所)
課題名:「持続的なアマモ場創出技術と診断法の開発」
研究機関:和歌山工業高等専門学校
研究概要:微生物の働きを利用してカルシウム化合物を析出させ、砂や微粒子を固めるバイオセメント技術をアマモ場の保全・再生に応用し、
アマモの種子や苗を海洋環境に定着させる際に波浪に流されにくくすることにより効率の高いアマモ場の創出を目指す。
また、アマモの適地診断方法の開発により、藻場再生事業の成功率を向上させる。
◆傾斜地における安全作業をサポートする電動式・移動式作業台兼運搬車の開発(2018〜2020年度)
(イノベーション創出強化研究推進事業 開発研究ステージ:農林水産省)
課題名:「傾斜地における安全作業をサポートする電動式・移動式作業台兼運搬車の開発」
共同研究機関:三晃精機株式会社(代表機関)、奈良工業高等専門学校、奈良県農業研究開発センター
研究概要:傾斜が多い果樹園において、転倒しない安定した水平スペースを構築し、かつ狭い果樹園を無人で自立走行できる電動運搬車を開発することで、剪定・収穫作業負担、運搬・農薬散布作業時間を低減する。
◆地元の大豆加工業者を支えるために大豆栽培に参入した流通業者の支援(2017〜2019年度)
(科学研究費助成事業基盤研究B・日本学術振興会)
課題名:「ダイズ品質・収量の空間変動を是正し実需者のニーズに応える可変量管理の実証」
共同研究機関:京都大学、石川県立大学、山口県農林総合技術センター、奈良県農業研究開発センター、〔協力機関〕株式会社北尾吉三郎商店
研究概要:大豆栽培における品質・収量のほ場間・ほ場内変動を是正する栽培管理の設計と実証をめざし、可変播種同時施肥機などを用いた技術を集落営農組織、実需者らとともに評価する。
◆プラズマを用いた種子の殺菌技術の開発の支援(2017年度)
(科学技術振興機構 地域産学バリュープログラム)
課題名:「薬剤を使用しない新たな種子消毒技術の実用化」
共同研究機関:大阪府立環境農林水産総合研究所(代表機関)、佐賀大学、タキイ種苗株式会社
研究概要:大気圧下でプラズマを用いることによって、薬剤廃液の出ない農産物の種子の消毒技術を開発する。
◆特長ある品種のラインアップによるウメ需要拡大と生産者の所得向上(2016〜2018年度)
(革新的技術開発・緊急展開事業:農林水産省)
課題名:「特長ある品種のラインアップによるウメ需要拡大と生産者の所得向上」
共同研究機関:和歌山県果樹試験場うめ研究所(代表機関)、和歌山県工業技術センター、京都大学、同志社女子大学、中野BC株式会社
研究概要:4種のウメ品種の特長を活かした新規加工品を開発する。「露茜」では、簡便な大量追熟法およびシロップ抽出後の果実を再活用した加工品を開発する。「翠香」では最適な果実塾度と追熟法を確立し、芳香成分とペクチン質の豊富なシロップおよび梅酒を開発する。「澄高」および「南高」では、多様な加工用途が期待できる分散系食品を開発する。さらに、「南高」についてはウメの成分を多く含む低塩梅干しの加工技術を開発する。
これまでの実績はこちら。
研究会活動の支援
近畿地域大豆研究会
競争的資金制度の情報
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産学官連携等に関連する政府関係文書(いずれもPDF形式)
文部・経産・厚労等の政府関係文書
農林水産省関係の文書
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