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 堆肥の分析・評価方法(MQI)・有機資材の分析・評価方法(OQI)について
 SOFIX分析の考え方は、堆肥および有機資材の解析にも応用でき、良質な有機物の把握や内容物の定量が正確に出来ることから、物質循環を考慮した適切な有機物施肥設計が可能となります。

 堆肥の分析・評価方法は、堆肥品質指標(Manure Quality Index :MQI)と呼んでいます。
 MQIでは、@通常の化学分析(肥料成分分析、硝酸態窒素、水溶性リン酸、水溶性カリウム、アンモニア態窒素)の4項目に、A有機物量の分析(TC、TN、C/N比、TP、TK)の5項目と、B堆肥中の微生物バイオマス量、を加えた10項目から構成されており、これによりによって堆肥の品質を評価することができます。

 MQI分析を行うことにより、化学性と生物性の両面の分析から堆肥の品質(肥料成分、熟度)を正確に把握することができます。


 有機資材の分析・評価方法は、有機資材品質指標(Organic material Quality Index:OQI)と呼んでいます。
 OQIでは、@4項目の化学分析(肥料成分分析)と、A5項目の有機物分析を行うことで、有機資材の品質を正確に把握することができます。


 SOFIX分析により土壌の状態を把握し、MQI・OQI分析で品質を数値化された堆肥および有機資材を施肥することにより、施肥後の土壌成分値を正確に調整することができるとともに、堆肥および有機資材の無駄のない投与が可能となると考えられます。

 このように、SOFIX、MQI、およびOQI分析をうまく組み合わせることにより、“SOFIX循環型農業”をより安定して行うことができます。
   
 


 
最終更新日: 2015年4月10日  Copyright:明日の農と食を考える研究会・幹事会